トヨシマ歯科口腔外科トヨシマ歯科口腔外科




健康雑誌わかさ2007年7月号で紹介されました漢方のうがいぐすりの作成法を参考に
当院でもうがい薬を作成し歯周病治療の補助薬として使用し始めました。
睡眠中などの歯周病対策として、抗菌性のある洗口剤の使用がすすめられています。確かに、洗口剤は歯周病菌を殺す効果は非常に強いのですが、欠点もあり、原料のほとんどが化学物質であり、体への悪影響が懸念されることです。

さらに、殺菌力が強いために口腔内の善玉菌まで殺し、細菌どうしのバランスをくずしてしまい、口腔内の免疫力(病気から体を守る力)を低下させる場合もあります。そのため糖尿病などの生活習慣病を持っている人や高齢者など、免疫力の弱い人が毎日使用することはできません。
歯周病は漢方でいうところの瘀血の症状です。

瘀血とは、血流が滞った状態のことです。血流が滞ると血液中の酸素も不足するので、免疫を担う白血球の働きは悪くなります。歯肉組織は、網の目のように毛細血管がはりめぐらされています。歯周病菌がこの歯肉組織に感染して炎症を起こすと血液の粘りけが増し、その結果、局所的な瘀血が起こるのです。
当院の漢方うがい薬に使用している生薬は(動物や植物、鉱物などの一部をそのままか、手を加えて用いる薬)ニクズクとヤクモソウになります。
ニクズク(肉豆く)
ニクズク科ニクズクの種子。油分が含まれ、解毒・下痢止めなどの作用がある。
ヤクモソウ(益母草)
シソ科メハジキの茎葉。アルカロイドや油分を含み、活血・解毒・解熱などの作用がある。
これらの生薬を配合した漢方うがい薬を使用すると歯周病のはれ・出血などの症状を改善の効果があります。また、口腔内(口の中)だけでなく、全身の血行促進や免疫力(病気から体を守る力)の向上にも役立ち、体調全般が良くなることも少なくありません。
 

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